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施設紹介詳細
震災遺構 浪江町立請戸小学校

施設概要
浪江町立請戸小学校は、2011年3月11日、未だかつて経験したことのない大地震・大津波とその後の原発事故に見舞われました。海岸から約300mという立地から校舎は津波に呑まれ半壊する甚大な被害を受けましたが、当時通っていた児童93名(うち1年生11名は帰宅していた)は、教職員の迅速な判断と児童の協力により、奇跡的に全員が無事避難することができました。
地域のシンボルである請戸小学校は福島県内で初めての震災遺構として整備・保存し、2021年10月から一般公開されています。1階の教室や体育館は津波の被害を受けた当時のまま保存され、災害の現実を目の当たりにすることができます。2階では震災の被害の大きさや原子力災害による避難の経緯などについて伝えるパネルのほか、訪れた人が黒板に書いた応援メッセージなどが保存されています。
請戸小学校は、震災の記憶と教訓を後世へと伝え、防災について考える場として大切な役割を担っています。
2024年10月にNPO法人海族DMCが指定管理者として受託して以降、海外からの誘致を強化するとともに、請戸小学校の教室を活用した減災・防災に関するさまざまな企画(授業)を実施し、浪江町全域への交流人口の拡大に貢献しています。
標準的な見学内容
1階では、請戸小学校の事実を一冊の絵本として描く「請戸小学校物語 〜大平山をこえて〜」のパネルを辿りながら、津波被害を受けた教室や体育館を見学。
2階では、震災の被害の大きさや原子力災害による避難の経緯などについて伝えるパネル展示等を見学。
2階では、震災の被害の大きさや原子力災害による避難の経緯などについて伝えるパネル展示等を見学。



学びのテーマ
- 震災・原発事故、復興の全体像
- 原発事故の影響
- 津波被害
- 避難指示解除後の地域
- 防災・減災
学びのポイント
津波被害の状況
教訓を防災・減災にどう活かすか
教訓を防災・減災にどう活かすか
自治体名
浪江町
住所
福島県双葉郡浪江町請戸字持平56
アクセス
車:常磐自動車浪江ICから約25分
鉄道:JR常磐線浪江駅から車で約15分
鉄道:JR常磐線浪江駅から車で約15分
所要時間
30分~
受入時間
9:30~16:30(最終受付は16:00)
定休日
毎週火曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
年末年始(12月28日~1月4日)
事前予約
個人は不要。20名以上(未就学児含む)の団体は予約が必要。
駐車場
有
※予約:不要
※料金:無料
※台数(大型バス):4台
※予約:不要
※料金:無料
※台数(大型バス):4台
トイレ
有
男女別トイレ:各1ケ所
多目的トイレ:1ケ所
男女別トイレ:各1ケ所
多目的トイレ:1ケ所
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