震災・原発事故の教訓から学ぶ
危機管理マネジメントのあり方
企業等の人材育成 企業等の社員
震災・原発事故の教訓から企業等の危機管理マネジメントのあり方を考える、中間管理職や危機管理部門の社員等を対象とした人材育成研修プログラムです。
震災・原発事故の影響を受けた地域でのフィールドワークや対話による「インプット」と、ケーススタディ教材等を使用した「アウトプット」を通じ、震災・原発事故の教訓を学び、それを自分が属する企業や社会にどう活かしていくかを考えます。
コース例
企業等社員1泊2日
1日目
11:15 | 富岡駅 集合 |
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ガイダンス・食事 | 富岡ホテル(富岡町) 研修ガイダンス・昼食 |
対話 | 東京電力「新福島変電所」(富岡町) 東京電力社員 |
見学 | (車窓)国道6号(一部帰還困難区域)通過 |
見学 | 浪江町内フィールドワーク(浪江町) |
宿泊 | 福島いこいの村なみえ(浪江町)着 |
考える | 振り返り |
考える | アウトプット①(総論:原発事故の原因の背景を知り、正しいリスクの捉え方・定義を考える) |
対話 | (一社)まちづくりなみえ 事務局次長 菅野孝明さん |
2日目
7:50 | 福島いこいの村なみえ(浪江町)発 |
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食事 | かふぇ もんぺるん(浪江町) |
見学 | 福島水素エネルギー研究フィールド(浪江町) |
考える | 浪江町地域スポーツセンター(浪江町) アウトプット②(ケーススタディ) |
食事 | 昼食 |
考える | アウトプット③(まとめ) |
17:30 | 福島駅 解散 |
ツアーの様子
一部を除き避難指示が解除された浪江町でのフィールド学習から震災・原発事故の影響を体感する。
福島水素エネルギー研究フィールドで、次世代のクリーンエネルギーとして注目される水素の製造・輸送・貯蔵技術の新たな取組について説明を受ける。
原発事故の経過・廃炉の進捗状況について東京電力社員と対話。
避難指示解除からの新たなまちづくりに向けた挑戦について
(一社)まちづくりなみえの菅野事務局次長と対話。
アウトプット①(総論)
原発事故発生の背景を知り「何をリスクと捉えるのか、正しいリスクの捉え方・定義」を考える。アウトプット②(ケーススタディ)
原発事故におけるリスクの具体的事例「津波想定・被害リスク」を取り上げ、参加者自身が東京電力社員の立場になって、各場面での判断を試みる「ロールプレイ」を実施。リスクに対し組織と個人の判断にどのようなズレが生じるのか、ズレが生じる要因とは何かについて議論。アウトプット③(まとめ)
1 グループワーク
企業の社会的責任を果たすため、リスクを的確に捉え、適切に対処できるガバナンスが効く組織とは何か、その阻害要因は何かについて考える。アウトプット③(まとめ)
2 個人ワーク
震災・原発事故の教訓を踏まえ、国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を参考に、一社会人としてこれからも考え続けたいテーマを設定し、考える。